千葉市稲毛区萩台町の白幡神社(しらはたじんじゃ)
白幡神社(しらはたじんじゃ)は、創建年不詳、千葉市稲毛区萩台町の高低入り組んだ地形の高台に鎮座する神社です。
明治期から終戦期まで旧村社に列格していました。
白幡大神(しらはたおおかみ)とも呼ばれています。紛らわしいですが、「白旗神社」ではありません。
祭神
次の祭神を祀っています。
- 誉田別命(ほんだわけのみこと)
- 天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
- 武御名方命(たけみなかたのみこと)
幽霊神社? 心霊スポット?
当社は、「絶対に行ってはいけない!」「千葉市の心霊スポット!」などで有名になっています。
参拝してみると、参詣路左の林が鬱蒼とし、昼でも少々薄暗く、確かに少し怖い感じもします。
が、すぐそばを京葉道路が通っているため、高速で走る車の大きな音に、すぐに現実世界に引き戻されます。地図で見ていただくとわかりますが、参詣路の右側には多数の民家が、近隣には大きな打ちっぱなしのゴルフ場もあり、すぐに人間界へ通じています。
当社で起きたという事件について調べたところ、事件が起きたのは当社ではなく、別の市の同名神社のようです。
「何かを見た」「聞いた」という方々は、何を感じたのか分かりませんが、遠くから御足労いただくような場所ではありません。
創建・祭神に関する参考情報
祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、武御名方命(たけみなかたのみこと)
由緒沿革
大正三年二月二五日、同所二三八番地無格社妙見神社及び同所三〇二番地無格社諏訪神社を本社に合祀する。
写真図鑑
拝殿


本殿
拝殿の後ろ、覆屋に囲まれた本殿を直接参拝することができます。薄暗く鮮明ではないのですが、流造の本殿は、屋根および向拝下の階段が青く塗られているようです。他社では見ない珍しい色合いです。






常夜灯
どちらも傘から上が取れてしまっています。


狛犬
拝殿前の少々新し目の狛犬です。少し顔が大き目で愛嬌があります。




摂社、末社
『千葉県神社名鑑』に、1914年(大正三年)、近隣に鎮座していた妙見神社と諏訪神社を本社に合祀したとあります。境内に妙見神社と諏訪神社の小祠があるのですが、合祀というより、境内社として祀っている感じでしょうか。






鳥居




その他


参拝順路




拝殿の後ろに覆屋に守られて本殿が鎮座しています
詳細情報
社号 | 白幡神社(白幡神社) |
ご祭神 | 誉田別命(ほんだわけのみこと)、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、武御名方命(たけみなかたのみこと) |
境内社 | |
由緒・歴史 | |
神紋 | |
本殿の向き | |
住所 | 千葉市稲毛区萩台町128 |
その他 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年