MENU

熊野神社│千葉市稲毛区小中台町

目次

千葉市稲毛区小中台町の熊野神社の概要

熊野神社は、創建年不詳、千葉市稲毛区小中台町に鎮座する神社です。

明治期から終戦期まで村社に列格していました。

祭神

祭神として次の神様が祀られています。

  • 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
  • 速玉男命(はやたまのおのみこと)
  • 伊邪那美命(いざなみのみこと)
  • 保食紳(うけもちのかみ)
  • 猿田彦命(さるたひこのみこと)
  • 他二柱

1908年(明治41年)、稲荷神社・疱瘡神社・天神社・日枝神社・道祖神社を当社に合祀しました。

参拝日記

南の低地側から見上げる鳥居と境内がとても綺麗です。歩いてみると、50mほどの参詣路と境内は、清掃が非常に行き届いており、とても清々しかったです。

御神木を含め、なかなか大木が樹々が立っており、住宅地のなかにいることを忘れさせてくれます。

稲毛浅間神社の元鎮座地か?

地元の方から、当社は稲毛浅間神社の旧鎮座地であると教えていただきました。今後、調べていこうと思います。

→ この口碑は、恐らく真実であろうことが判明しました。

シロヤマの「浅間神社」の場所に創建

808年(大同3年)、シロヤマ(城山)または稲毛山と呼ばれた当地に、「浅間神社」の分霊が祀られました。

これが移転してできたのが「稲毛浅間神社」で、残された社地に創建されたのが当社「熊野神社」のようです。

詳細は次のページをご覧ください。

参拝日記

千葉市稲毛区は面積のわりに神社の数が少なく、千葉県の宗教法人台帳には11社しか登録されていません(ちなみに、花見川区は17社、中央区は30社)。特に、JR「稲毛」駅の周辺は、宅地化が進み、大きな樹や林はとても貴重。そんな稲毛駅の北東部、住宅がぎっしりとならぶ小中台にぽつんと存在する鎮守の森に、小中台熊野神社が鎮座しています。

傾斜のある住宅地のくねくねとした道を進むと、背の高い樹々と白い鳥居が現れホッとさせられます。それをくぐり進むと、参道、狛犬、本殿、さらには推定樹齢400年の御神木などが立ち並んでいます。境内は、細目に維持されているようで、とても綺麗です。

写真図鑑

社殿

鳥居

狛犬

御神木、小祠、石祠

境内風景

参拝順路

基本情報

社号熊野神社
ご祭神素戔嗚尊(すさのおのみこと)、速玉男命(はやたまのおのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、保食紳(うけもちのかみ)、猿田彦命(さるたひこのみこと)、他二柱
境内社
住所千葉市稲毛区小中台町1
その他

参考

下記を参考にさせていただきました。

抜粋

『千葉県神社名鑑』抜粋

熊野神社 旧村社

祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)速玉男命(はやたまのおのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)保食紳(うけもちのかみ)猿田彦命(さるたひこのみこと)他二柱

由緒沿革
明治四一年一一月、同所の無格社稲荷神社・疱瘡神社・天神社・日枝神社・道祖神社を当社に合祀する。

『千葉県千葉郡誌』抜粋

熊野神社

都賀村小中台字西台に鎮座す。速夫之男命、保食之命、菅原道真、伊邪那美命、事解男命、猿田彦命、素戔嗚命を合祀す。(中略)境内神社鷲神社あり。
由緒詳ならざれども明治四十二年一月二十六日同村字八丁疱瘡神社字新堀込稲荷神社字下田天神社字新山日枝神社字越作道祖社の五社を本社に合祀す。

書籍

  • 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
  • 『千葉県千葉郡誌』千葉県千葉郡教育会 編 1972

関連コンテンツ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次