御染弁財天│館山市布良(めら)

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館山市布良の御染弁財天の概要

御染弁財天は、詳細情報は一切不明、館山市布良の男神山の麓、駒ケ崎神社から南へ 40m ほどの道沿い場所に鎮座する小祠です。

露頭に社殿が直接埋め込まれているような外観で、近隣の布良崎神社・駒ケ崎神社同様、神様が海を正面に見つめているような配置です。

社名は「おそめべんざいてん」と読むのでしょうか? 由緒や祭神など一切が不明ですが、ネットやSNS上の情報を見るに、海女さんの安全祈願を司る社のようです。弁財天は水の神様として広く信仰されていますね。

駒ケ崎神社が漁師の、御染弁財天が海女の安全を祈願し、別々に祀られたのでしょうか。二社あわせて、大海祇神(おおわだつみ)、厳島大神(いつくしまおおかみ)、弁財天と、水を司る最強のラインナップというわけです。

どちらも忌部氏とは直接関係はないようで、かなり古くからの信仰があったのでしょうか。

写真図鑑

神社外観

男神山の麓、45度近く褶曲した砂層の露頭に社殿が埋め込まれています。赤い色が良く目立ちます。

砂岩がぼろぼろと崩れるうえ、当社の下は民家の入り口なので、参拝の際は注意してください、

社殿

奥の切通し

詳細情報

社号御染弁財天
ご祭神弁財天
住所館山市布良1147
その他
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