目次
長生郡長生村金田の大宮南宮神社の概要


大宮南宮神社は、創建の由来と祭神不詳、長生郡長生村金田に鎮座する神社です。
創建、祭神について
創建年、祭神共に不明ですが、『千葉県神社名鑑』にある「南宮神社の大宮にある旧社地」が当社でしょうか?
その場合、当社は、日本武尊が1,900年ほど前に戦勝を祈願して設けた「南宮神社」の最初の鎮座地ということになります。
参拝日記
田んぼの中のさらっとした風通しの良い場所にあります。
「新しい神社さんかな?」と思いきや、南宮神社の旧鎮座地とする、大変古い神社のようです。
境内はきれいに刈り取られた芝に覆われています。鳥居の裏側から外側の風景は、如何にも長生・茂原の風景という感じでとても和みます。
写真図鑑
境内









社殿




鳥居



その他


参拝順路







基本情報
社号 | 大宮南宮神社 |
ご祭神 | – |
住所 | 長生郡長生村金田197 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
以下は、『千葉県神社名鑑』の「南宮神社」の説明文となります。
「なお大宮台、下山の旧社地跡は現存している。」の箇所のうち、全社が当社の記述かと思われます。
『千葉県神社名鑑』抜粋
南宮神社(なんぐうじんじゃ) (通称南宮さま)旧指定村社
祭神
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)金山彦命(かなやまひこのみこと)
由緒沿革
景行天皇の皇子倭建命が、勅命により東征された途次、金田郷大宮台で目的完成を祈願し、社殿を建て、海神の御女豊玉姫命を奉祀した。炊いで天武天皇の御代、金田郷開発のために来られた穂積氏が金田郷下山に遷宮、美濃国一の宮南宮大社の御祭神金山彦命を相殿に勧請し、祭神は二柱となった。その後、氏子の要請で応仁年間、現在地に遷宮、現在に至る。なお大宮台、下山の旧社地跡は現存している。
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
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