市原市不入斗(いりやまず)の疱瘡神社の概要


疱瘡神社は、文化十四年(1817年)創建、市原市不入斗(いりやまず)に鎮座する神社です。
同所「小鷹神社」の社殿背後から北へ100mほど進んだ幽遠な森の中に鎮座しています。
創建、祭神
疱瘡(天然痘)に対する防除、回復を願って、江戸時代後期の文化十四年(1817年)、当村々有地に創建されました。
祭神は不明ですが、社殿の説明書きに「鐘馗様(しょうき さま)」の名が見えます。「鍾馗様」は、中国の道教に伝わる疱瘡免疫の神様です。
往昔は、参詣者が多く、特に縁日には遠方より老若男女が後を絶たず押し寄せ、露店も並ぶほど盛況だったそうです。

写真図鑑
外観




社殿




その他


基本情報
| 社号 | 疱瘡神社 |
| ご祭神 | |
| 住所 | 市原市不入斗 35.457394177350004, 140.06247930136908 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
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疱瘡神社の由来
(前略)
天然痘は法定伝染病の一つで江戸時代後期に当地法に流行して来たものと思われる(中略)その時代には未だ医療は進歩して居らず神頼みより対策が無かったのであるそれで先づ鐘馗様を赤絵に描き(赤色を主体として描く)掛軸として掲げ疱瘡免疫の神として祀りこれに祈れば疱瘡から免かれ又軽く済むと信じたのである この時当村有地の一角を分割して疱瘡神社の用地として提供して下さることになった それほど村民一丸となり対策に真剣であった 文化十四年(一八一七年)疱瘡神社を創建されたのが起源である この時代が疱瘡の最盛期であったと推測される この事が村から村へと伝わり日を追って参詣者が増えていった殊に縁日には遠方より老若男女が押寄せて来て終日後を絶たなかったと云う露店が並べるほどの盛況であったと古老の言伝えである
(中略)
百六十年前に建てられた社殿も長年の風雪に耐えられず昭和四十九年解体の已むなきに至ったその代り疱瘡神社の碑を建立した次第であった(後略)

疱瘡神社は文化十四年疱瘡免疫の神として祀られた氏子の崇敬を集めしが時代の流れとともに廃れ社殿老朽壊滅せしを以つて此所に石碑を建てし後世に残すものなり
昭和四十九年四月三日
小鷹神社氏子総代
Webサイト
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書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年




















