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八剱八幡神社│木更津市富士見

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木更津市富士見の八剱八幡神社(やつるぎはちまんじんじゃ) の概要

八剱八幡神社(やつるぎはちまんじんじゃ) は、創建年不詳、木更津市富士見に鎮座する神社です。

明治期から終戦期まで県社に列格していました。

祭神

祭神として次の神様が祀られています。

  • 譽田別命(ほんだわけのみこと)
  • 足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
  • 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
  • 素戔嗚命(すさのおのみこと)
  • 日本武命(やまとたけるのみこと)

創建の由来

往古、当地に素戔嗚命を祀る古い神祠があり、里人が「八劔之神」と称し崇敬したと伝わります。これが当社の謂れでしょう。

そしてこの地は「八劔の里」と呼ばれたそうです。

当社同様、「八剱神社」という社名の神社は県内に数社鎮座しています。当社の分霊社でしょうか?

ちなみに、当社の東 1.5km には、「刀八神社(とはちじんじゃ))」が鎮座しています。「刀八(とはち)」と「八剱(やつるぎ)」は、漢字が似ていますね。

当サイト筆者の余談

昔、筆者が木更津で働いていた折、同じ部署の方が毎日当社に縁結びのお祈りをしたところ、見事望みが叶ったという逸話があります。

写真図鑑

拝殿

本殿

鳥居

狛犬

三社神社

祖神社

手水舎

神輿庫

参集殿

境内風景

基本情報

社号八剱八幡神社
ご祭神譽田別命(ほんだわけのみこと)、足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、素戔嗚命(すさのおのみこと)、日本武命(やまとたけるのみこと)
住所木更津市富士見1丁目6−15

参考

下記を参考にさせていただきました。

抜粋

『千葉県神社名鑑』抜粋

八剱八幡神社(やつるぎはちまんじんじゃ) 旧県社

祭神
譽田別命(ほんだわけのみこと)足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)素戔嗚命(すさのおのみこと)日本武命(やまとたけるのみこと)

由緒沿革
往時この地に古い神祠があって、素戔嗚命を祀り、里人はこれを八劔之神と称して崇敬し、この地を八劔の里と称した。第一二代景行天皇の四〇年日本武尊御東征の時、相模国より当地に渡るとき海が荒れ、尊の妃橘姫命が身を躍らせて海に投じ風波をおしずめになった。尊はその後長く当地に滞留して姫の死を悼みかなしんだ。よってこの地を「君不去」とも呼ぶに至った。天正一九年、徳川家康公が社領三石二斗を寄せられ、卸朱印の証を授与される。また大阪の役の水軍の功により、本村は江戸に木更津河岸と称する地を賜わり、船舶の発着繋留を許され、さらに家康公は特に本社桐官を駿府城内に召され、銀子ならびに銅鳥一隻(社宝として現存)を寄進される。宝暦二年(一七五二)木更津の大火により社殿を焼失、安永二年(一七七三)社殿を再建。明治四年郷社に列す。また、寛政九年(一七七九)、大正三年(一九一四)に改修工事が行なわれ、昭和五五年の社殿改修に際しては同時に格天井装飾画を復元改修し現在に至る。

書籍

  • 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年

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