市原市今津朝山の鷲神社の概要


鷲神社は、西暦59年(第11代垂仁天皇88年)創建、市原市今津朝山に鎮座する神社です。この時期は、日本武尊東征(第12代景行天皇)の一つ前の天皇の治世となります。
明治期から終戦期まで村社に列格、祭神として次の神様が祀られています。
- 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
『千葉県神社名鑑』に、次の境内社の名前があります。
- 雨降神社
- 麻疹神社
- 稲荷神社
- 疱瘡神社
「朝山」は「麻山」か?
地名の「朝山」は、天日鷲命を崇める忌部一族が麻を育てたことに由来するのでしょうか?
当社から東の内陸方面に4.5kmほど、養老川沿いの低地に、大鷲神社(市原市柳原)と大国主神社(市原市宮原)が鎮座しています。どちらの社も、当社同様、天日鷲命を祀っています。
養老川下流の低地は、日鷲系の忌部一族が入植し開拓した土地なのかもしれません。
拝殿、本殿の彫刻
拝殿向拝と本殿の彫刻が素晴らしいです。本殿は、玉垣の中に入り、間近に観察できるのが有難いです。


創建・由緒
※『千葉県神社名鑑』の当社の項に数か所の歯抜けが見られます。
鷲神社 旧指定村社
祭神
天日鷲命(あめのひわしのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)
境内神社
雨降神社・麻疹神社・稲荷神社・疱瘡神社
由緒沿革
第一一代垂仁天皇八八年一一□当地に鎮座。社伝に「天□鷲命之孫木綿及麻并織布を□れり。仍れ天富命をして日鷲命之孫を率いて肥穣の地を求め、阿波国に遣わして穀麻の種を殖しめ、又天富命更に沃嬢を求め、阿波の斎部を分ち土に率ひ往て麻穀を播殖。好麻の生れ所故□之を総の国と云と見えたり。□村はもと麻山と云しなり。其故は天富命□国へ下りし時随従の人々此地に麻穀を植しより起りし名にして、之正しく天□鷲命の鎮座ある所なり」と記。


「天富命は更に沃穣の地を求め齋部一族(四国の豪族)を率いて東国(房総今津朝山)に下り、」とあります。
写真図鑑
拝殿






拝殿の彫刻





本殿・幣殿








本殿の彫刻






鳥居


常夜灯










境内社












手水舎、社務所


石碑、力石


境内外観






隣接する広い公園


おまけ:近隣の子安神
祭神は木花開耶姫命です。


参拝順路






基本情報
社号 | 鷲神社 |
ご祭神 | 天日鷲命(あめのひわしのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと) |
境内社 | |
住所 | 市原市今津朝山426 |
その他 |
参考
上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年