南房総市千倉町平舘(へだて)の平舘稲荷神社の概要


平舘稲荷神社(へだていなりじんじゃ)は、創建年不詳、平舘地区の徳蔵院が京都の伏見神社を勧請した、南房総市千倉町平舘に鎮座する神社です。
祭神として倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祀られています。
稲荷山の中腹に鎮座。社殿彫刻、境内社、山頂など見所多し!
千倉港から内陸に370mほどの場所に、いかにも巨大な岩が陸に取り残されて山となったという風情の、標高45mほどの「稲荷山」があります。
当社は稲荷山の中腹に鎮座し、社殿左側には岩をくり抜いて造った洞窟の中に名称不明の社もあります。
ザイルを使う崖登りになりますが、「稲荷山」頂上まで登ることもできます。なかなかに景色が良いですが、難所があるため、筆者はここではお勧めしないことにします。




創建・由緒
稲荷神社 (通称 稲荷さま)
祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

安房の名工初代後藤義光を訪ね歩く
平館 稲荷神社
稲荷山の中腹に鎮座する小社で、石段を登れば千倉漁港と街並みを一望することができます。同じ平舘地区にある徳蔵院が京都の伏見神社より勧請して創建されたもので、倉稲穂命(うがのたまのみこと)が祀られています。
全国に約三万社あるといわれる稲荷神社のひとつで、地元では「稲荷さま」として親しまれており、商売繁盛、五穀豊穣、万病平癒などの御利益があるといわれています。稲荷大神の使いが白狐で、あわせて祀られています。
毎年二月初めにおこなわれる初午例祭には、近隣から多くの人が参拝に訪れ、にぎわいを見せます。
小さな社ながら中備には「龍に宝珠」、左右の木鼻に「獅子」がすえられています。初代後藤義光、八十三歳(明治三十年)の作。
千倉地域づくり協議会『きずな』豊山海
令和三年三月
写真図鑑
当社が鎮座する稲荷山の遠景


参詣路







奥に狛狐と社殿が鎮座している
境内


狛狐




社殿



小さいが意匠の細かい社殿



社殿の彫刻
上述の境内説明書に、「小さな社ながら中備には「龍に宝珠」、左右の木鼻に「獅子」がすえられています。初代後藤義光、八十三歳(明治三十年)の作。」とあります。



下:虹梁





社殿左の社




小祠、石碑等



手水舎、手水裏の巨岩


稲荷山
登山中や頂上は、足を滑らせたりカラスに襲われただけで簡単に滑落してしまいしそうな難所が多く、かなり危険です。登山初心者の方にはお勧めできません。
筆者が登った際は、、カラスとトンビが大騒ぎしながら飛び狂っていて、いつ襲われてもおかしくなさそうな危ない雰囲気でした。
登山道中





ここをカラスに襲われたらかなり危険

頂上

ここが濡れていたら、簡単に滑落する





下から見上げる頂上
頂上の杭が見えます。


基本情報
社号 | 平舘稲荷神社 |
ご祭神 | 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) |
境内社 | |
住所 | 南房総市千倉町平舘598 |
その他 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年