千葉市花見川区幕張町の秋葉神社(あきばじんじゃ)の概要


秋葉神社(あきばじんじゃ)は、創建年不詳、千葉市花見川区幕張町に鎮座する神社です。
別名、権現様。往古、宝憧寺境内に鎮座していましたが、享保年中(1716~1736年)に遷座されました。
1846年(弘化三年)、境内に昆陽神社が祀られました。現在、秋葉神社と昆陽神社のそっくりな二つの社が仲良く並んで建っています。
祭神
境内由緒書と『千葉県神社名鑑』で、祭神が異なります。
火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)
伊邪那岐・伊邪那美の御子で「火」を司る神様です。境内由緒書にこちらが記載されています。
彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)
山幸彦(やまさちひこ)とも呼ばれ、初代 神武天皇の祖父にあたります。『神社名鑑』にはこちらが記載されています。
創建・由緒

秋葉神社由緒
【祭神】火之迦具土大神
記紀にも見られるように人間の生命、生活に欠く事のできない「火の神様。御神徳は火の辛を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く。火災をはじめ盗難除・百災消除・延命長寿・火開運の神として祀られている
【由来】
建立は不祥。通称権現様。古来よりの地名に権現山、権現町と称し、親しまれた名残がある
享保年間に信仰の厚い氏子より土地を寄贈され、現在の地に移る。江戸時代、境内地に昆陽神社を傍に据える
千葉市美浜長作線の計画により一時移転。道路開通後、昆陽神社と共に新社殿を運営
秋葉神社(通称 觀權様)
祭神
彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)
境内神社
昆陽神社
由緒沿革
往古、補陀楽山宝憧寺境内に鎮座され、享保年中、字下宿寺口へ遷座。これによって現在の地域を観権町と呼んだ。子守神社との二重氏子。
写真図鑑
社殿

右:昆陽神社



鳥居



狛犬


境内社、小祠等
昆陽神社


仏像、小祠、石碑等





境内風景




参拝順路






基本情報
社号 | 秋葉神社 |
ご祭神 | 彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと) |
境内社 | |
住所 | 千葉市花見川区幕張町4-803 |
その他 | ■千葉市:魅力チャンネル 文化・芸術 https://www.city.chiba.jp/keizainosei/keizai/promotion/citysalesvideo003.html |
参考
上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年