目次
の鳴海神社(なるかじんじゃ)の概要


鳴海神社(なるかじんじゃ)は、江戸時代が始まる前後に創建された、勝浦市勝浦に鎮座する神社です。
1590年(天正18年)から1611年(天正18年)の期間に、勝浦城主の植村土佐守 泰忠公(うえむらとさのかみ やすただこう)により社殿が建立されました。
六代目の植村恒朝公(うえむら つねとも)の代に、領地を幕府に返して江戸へ移り住み、あわせて泰忠公夫妻も社に祀りました。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 大年神(おおとしのかみ)
- 宇賀之魂命(うかのみたまのかみ)
- 他三柱(素戔鳴尊? 大己貴命? 大宮比売大神?)
配神に次の神様が祀られています。
- 植村土佐守泰忠公(うえむらとさのかみやすただこう)
写真図鑑
社殿、鳥居




拝殿





境内社
『千葉県神社名鑑』には、境内社として稲荷神社の名があります。こちらがそうでしょうか。


その他


参拝順路





基本情報
社号 | 鳴海神社 |
ご祭神 | 大年神(おおとしのかみ)、宇賀之魂命(うかのみたまのかみ)、他三柱 配神に植村土佐守泰忠公(うえむらとさのかみやすただこう) |
住所 | 千葉県勝浦市勝浦247 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
『千葉県神社名鑑』抜粋
鳴海神社(なるかじんじゃ)
祭神
大年神(おおとしのかみ)宇賀之魂命(うかのみたまのかみ)他三柱・配神に植村土佐守泰忠公(うえむらとさのかみやすただこう)
境内神社
稲荷神社
由緒沿革
勝浦城主植村土佐守泰忠公が社殿を建立、守護神として奉祀する。泰忠公在城の天正一八年から慶長一六年までのうちの建立といわれ、六代恒朝公に至り封を幕府に奉還していたのを江戸に移し、泰忠公夫妻を配祀した。宝暦二年、吉田源之助代官となり、また宝暦一二年大岡出雲守忠光の代になってますます崇敬される。
境内の『由緒略記』抜粋

判別が難しいが、祭神は恐らく以下と思われる。
大年神・素戔鳴尊・宇賀之御魂神・大己貴命・大宮比売大神
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年