目次
佐倉市寺崎字新小路の神明神社の概要


神明神社は、天照大御神を祀る、佐倉市寺崎字新小路に鎮座する神社です。
明治期から終戦期まで村社に列格していました。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
創建の由来
室町時代の武将、千葉 胤将(ちば たねまさ)(1454年~)が当地 寺崎に城を築いた際、屋形の守護神として表鬼門(北東)に千葉城の「神明社」を、裏鬼門(南西)に「浅間社」をそれぞれ勧諸したという逸話があります(寺崎城の説明書)。この説が正しいとすると、当社「神明神社」は室町中期の創建となります。
- 寺崎城はその存在を示す証拠はないそうです。
一方、徳川初期と説もあります(『千葉県神社名鑑』)。
写真図鑑
社殿


鳥居、入り口周辺



境内社
『千葉県神社名鑑』には、境内摂社として、「北六所神社」「南六所神社」「天神社」「水神社」の名が見える。
現在、前二社は、当社から若干離れた場所にある。




「北六所神社」「南六所神社」については下記のページをご覧ください。
境内風景


基本情報
| 社号 | 神明神社 | 
| ご祭神 | 天照大御神 | 
| 住所 | 佐倉市寺崎2962 | 
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
『印旛郡誌』抜粋
神明社
社格 無格社
所在地 寺崎村新小路
祭神 天照太神 
『千葉県神社名鑑』抜粋
神明神社 旧村社
祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
境内神社
北六所神社・南六所神社・天神社・水神社
由緒沿革
創祀は徳川初期と伝えられる他明らかでない。
説明碑『寺崎城』抜粋


寺崎城
(前略)胤直の嫡子胤将は諸々に逃れ、寺崎に城を築いて居城した。字新小路の神明社は胤将が千葉城の神明社を勧請したものである。(中略)屋形の守護神として表鬼門(北東)に神明社、裏鬼門(南西)に浅間社をそれぞれ勧諸したものである。(後略)
Webサイト
- ─
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年

 
	 
	










