佐倉市小竹の四社大神(ししゃだいじん) の概要


四社大神(ししゃだいじん) は、江戸時代中期(1750年頃)以前の創建と思われる、佐倉市小竹に鎮座する神社です。
小竹地区を疫災から守護する産土神社で、明治期から終戦期まで指定村社に列格していました。
創建、祭神
現在、佐倉市井野に「八社大神(はっしゃだいじん)」が鎮座していますが、元々は十二社を合祀していたと言います。
このうち四社を当地 小竹に分祀し、当社「四社大神(ししゃだいじん)」が創建されました。江戸時代中期(1750年頃)には存在していたと思われます。
当社祭神について、分霊元と神様は次のようになります。
- 香取神宮:経津主大神
- 鹿島神宮:武甕大神
- 多賀大社:伊邪那岐大神、伊邪那美大神
- 大神神社:大物主大神、大己貴命、少彦名神
『千葉県神社名鑑』には次のようにあります。一柱多いような?
- 経津主命(ふつぬしのみこと)
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉命(いざなみのみこと)
- 他四柱
写真図鑑
拝殿





本殿




鳥居
一之鳥居


狛犬、常夜灯


狛犬




境内社
境内には、豊受、天神、八坂、道祖、浅間、子安、白山、皇大神宮などが祀られているそうです。
疱瘡神等の祠




中央は不明





浅間神社





白山神社


境内風景


参拝順路






基本情報
| 社号 | 四社大神 | 
| ご祭神 | 経津主大神、武甕大神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、大物主大神、大己貴命、少彦名神 | 
| 住所 | 佐倉市小竹1123 | 
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
四社大神(ししゃだいじん) 旧指定村社
祭神
経津主命(ふつぬしのみこと)大己貴命(おおなむちのみこと)伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉命(いざなみのみこと)他四柱

四社大神(ししゃだいじん)
小竹地区を疫災から守護する産土神社です。四社大神の名前の由来は、井野に八社大神がありますが、元々は十二社を合祀していたものを、うち四社を小竹に分祀し四社大神としたとの言い伝えがあります。
祭神の分霊元の神社は、武勇の神様である経津主大神が祀られている香取神宮、武道の神様である武甕大神が祀られている鹿島神宮、伊勢神宮の内宮(天照大神)の親である伊邪那岐大神、伊邪那美大神が祀られている多賀大社、国家の守護神と言われる大物主大神、大己貴命、少彦名神が祀られている大神神社の四社とされています。
境内の中にはほかに、豊受、天神、八坂、道祖、浅間、子安、白山、皇大神宮などが祀られています。神社の創建は不確かですが、江戸時代中期(1750年頃)にはできていたと思われます。境内の左奥に神輿が奉納されています。祭典は十月十五日に行われ、神輿の渡御は三年ごとに行われます。
Webサイト
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書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
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