白幡大神(白幡神社)│千葉市稲毛区

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稲毛区萩台町の白幡大神

白幡大神(白幡神社)は、誉田別命(ほんだわけのみこと)、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、武御名方命(たけみなかたのみこと)を祭神とする、稲毛区萩台~みつわ台地域の、高低入り組んだ地形の高台に鎮座する神社です。明治期から終戦期まで旧村社に列格していました。

紛らわしいですが、こちらは「白幡神社」で、「白旗神社」ではありません。

2022年9月および2024年8月に参拝したところ、拝殿はシャッターが閉まっていました。本殿は、覆屋に囲まれているものの、幣殿も玉垣もないため、内部の流造の本殿を直接参拝することができます。

社に向かって左手は木々が深く生い茂っていますが、右手は複数の民家があるので、参拝の際は迷惑にならないよう気を付けましょう。

この程度が怖くては印旛の神社にはいけない

200社以上のひと気のない神社をまわっていますが、こちらは特に怖くないです。そもそも、林が薄く、参詣路の右手は住宅が密集、近隣に大きなゴルフ場があり、周囲には人類がいるわけです。

印旛界隈(四街道・佐倉・酒々井・印西)に普遍的に存在する、ひと気のない里山にぽつんと鎮座する謎の神社たちの方がはるかに怖いです。

創建・由緒

『千葉県神社名鑑』抜粋

祭神

誉田別命(ほんだわけのみこと)、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、武御名方命(たけみなかたのみこと)

由緒沿革

大正三年二月二五日、同所二三八番地無格社妙見神社及び同所三〇二番地無格社諏訪神社を本社に合祀する。

写真図鑑

拝殿

本殿

拝殿の後ろ、覆屋に囲まれた本殿を直接参拝することができます。薄暗く鮮明ではないのですが、流造の本殿は、屋根および向拝下の階段が青く塗られているようです。他社では見ない珍しい色合いです。

常夜灯

どちらも傘から上が取れてしまっています。

狛犬

拝殿前の少々新し目の狛犬です。少し顔が大き目で愛嬌があります。

摂社、末社

『千葉県神社名鑑』に、1914年(大正三年)、近隣に鎮座していた妙見神社と諏訪神社を本社に合祀したとあります。境内に妙見神社と諏訪神社の小祠があるのですが、合祀というより、境内社として祀っている感じでしょうか。

鳥居

その他

参拝順路

詳細情報

社号白幡神社(白幡神社)
ご祭神誉田別命(ほんだわけのみこと)、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、武御名方命(たけみなかたのみこと)
境内社
由緒・歴史
神紋
本殿の向き
住所千葉市稲毛区萩台町128
その他

参考

上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。

  • 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
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