印旛郡酒々井町柏木の七社神社の概要


七社神社は、1720年(享保五年)創建、印旛郡酒々井町柏木に鎮座する神社です。
酒々井から成田方面を目指す県道137号線沿い、印旛沼東岸の入り組んだ丘陵地帯上にあります。
「七社」とありますが、祭神は四柱、境内社は七社です。
余談ですが、酒々井町には八社神社(酒々井町下岩橋99)や六所神社(現在は墨六所神社。酒々井町墨1079)もあり、数字が六・七・八と連続しています。墨六所神社にも熊野久須毘命が祀られています。
当社入り口には、全国的にも珍しいという双体道祖神が二基も置かれています。
祭神
- 天太玉命(あまのふとたまのみこと)
- 岐戸命(きとのみこと)
- 熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)
- 応神天皇(おうじんてんのう)
熊野久須毘命は珍しい神様で、誓約(うけい)において天照大御神の珠を須佐之男命が咀嚼し吐き出した霧から生じた五柱のうちの一柱です。
筆者の調べでは、当社は印旛界隈で天太玉命を祀る唯一の神社と思われます。一方、天日鷲命を祀る社はかなりの数あります。
合祀
1909年に次の社を合祀しました。
- 鶴巻神社(同所字鶴巻)
- 熊野神社(同字谷津台)
- 道祖神社(同字)
境内神社
- 五社神社(石宮):天照皇大神・埴安媛神・少彦名神・大名持神・倉稲魂神
- 疱瘡神社(石宮):大直日命
- 道祖神社(石宮):岐戸神
創建・由緒
七社神社
祭神
天太玉命(あまのふとたまのみこと)岐戸命(きとのみこと)熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)応神天皇(おうじんてんのう)
境内神社
五社神社・疱癒神社・道祖神社
由緒沿革
享保五年創建。その他不詳。明治四二年五月―二日、同所字鶴巻無格社鶴巻神社、同字谷津台熊野神社、同字無格社道祖神社を合祀する。境内社は、(一)五社神社(石宮)祭神天照皇大神・埴安媛神・少彦名神・大名持神・倉稲魂神、(二)疱瘤神社(石宮)祭神大直日命、(三)道祖神社(石宮)祭神岐戸神。数年前、県道宗吾線工事のため境内地約二〇坪を譲渡した。
※『印旛郡誌』「第十二 酒々井町誌」の記載も同内容。
写真図鑑
参拝順路




社殿






天太玉命が祭神だからか
境内神社・仏像・小祠・力石(?)




手前には力石のような丸い石が
力石(?)・社日塔・手水



柏木の双体道祖神
鳥居の手前左手に、二人の(男女の?)神様がくっついた珍しい「双体道祖神」が2組置かれています。
双体道祖神は、千葉県内に13組、酒々井町に9組あり、そのうち2組が当社のものです。
中川水神社の双体道祖神の説明書によると、足の悪い男神に女神が肩を貸している姿とのことです。
- 左:1802年(享和二年)に柏木村が建てた像、高さ60cm
- 右:1933年(昭和八年)に柏木区が建てた像、高さ60cm


境内風景


基本情報
社号 | 七社神社 |
ご祭神 | |
境内社 | |
住所 | 印旛郡酒々井町柏木678 |
その他 | ■酒々井町 公式HP 観光スポット https://www.town.shisui.chiba.jp/docs/2014021804927/ ■酒々井観光ナビ – 柏木の双体道祖神 https://www.town.shisui.chiba.jp/static/chunk0001/navi/mobile/id/429.html |
参考
上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年