君津市常代(とこしろ)の常代神社(とこよじんじゃ)の概要


常代神社(とこよじんじゃ)は、創建年不詳、君津市常代(とこしろ)に鎮座する神社です。
上総国の国司現在社(上総古六社)のひとつで、明治期から終戦期まで村社に列格していました。
中世、羽黒信仰と習合し「羽黒神社」と称した事もあり、「おはぐろ様」とも呼ばれます。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)
上総国古六社(上総古六社)の一つ
平安期に編集された『日本三代実録』に、上総国の「常世神(とこよのかみ)」として記載される国史現在社(国史所載社)で、上総国に六座ある上総国古六社(上総古六社)の一つです。
古くは「常世神社(とこよじんじゃ)」と称し、中世には出羽三山の羽黒信仰と複合し「羽黒神社」「羽黒大権現」とも称しました。その名残か、現在も「おはぐろ様」と呼ばれるようです。
明治に至り、社号を「常代神社(とこよじんじゃ)」と改めました。
近隣には郡衙が
古代の小糸川一帯は上総国「周淮郡(すえぐん)」と呼ばれました。
当社の西方約1kmの君津市郡地区に、郡衙が置かれたと言われています。
写真図鑑
社殿



拝殿





本殿


鳥居




狛犬
一対目の狛犬






一対目の狛犬
大きな猫ほどの、小さな狛犬で、かなり可愛いです。






境内社
『千葉県神社名鑑』に、境内社として「菅原神社」が見えますが、どの社が該当するかわかりませんでした。
不明の社


小御嶽大神か? 浅間神社か?






御神木と小祠


小祠、仏像等




手水舎



神輿庫

参拝順路










基本情報
| 社号 | 常代神社 |
| ご祭神 | 豊受姫大神(とようけひめのおおかみ) |
| 住所 | 君津市常代806 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
常代神社(とこよじんじゃ)(通称 おはぐろ様) 旧村社
祭神
豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)
境内神社
菅原神社
由緒沿革
上総国周淮郡庁はこの社西方約一・三キロ程の所にあり、郡司の申達により元慶元年従五位下(この時既に正六位上)を授けられた国史所載社である。上総古六社の一つで、わが国古代の他界観「常世」の神を祀ったものと思考される。中世羽黒信仰と習合し羽黒大権現と称した事もある。昭和四一年本殿修理及び幣殿・拝殿を改築、内陣は天明四年一一月の再建と伝える。神社周辺に古墳群が点在し常代草創の祖宗の墳墓と伝えられている。所載の国史は『三代実録』元慶元年記。
神事と芸能
九月二八日の前夜祭に「湯立」の神事、同二九日神興の渡御、山車の巡行がある。
P735
上総國六位上神代神(かむしろのかみ)、常世神(とこよのかみ)、飛騨國本母神、剣緒神に並びに従五位下を授けき。

常代神社(とこよ-)
常代神社は、平安期に編集された三代実録元慶元年記(西暦877年)に記された国史所載社で、上総国古六社の一つとして、崇敬を受けて来た由緒ある神社であります。
現在の社殿は、昭和41年に改築されました。
古くは常世神社(とこよ-)と称号し、中世出羽三山の羽黒信仰と複合して、羽黒神社とも称号しておりました。
明治に至り、社号を常代神社(とこよ-)と改めました。
御祭神には穀物神である豊受姫大神をお祀りしてあります。
(後略)
Webサイト
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『訓読日本三代実録』藤原時平 [ほか撰], 武田祐吉, 佐藤謙三 訳 1986年








