釣ヶ崎の鳥居│長生郡一宮町東浪見

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長生郡一宮町東浪見(とらみ)の釣ヶ崎(つりがさき)海岸の鳥居

はじめに
~釣ヶ崎の鳥居、神洗神社、玉前神社について~
  1. 「アマテラスオオミカミ」の血をひく「ウガヤフキアヘズ」は、母方の叔母であり、養母でもある「タマヨリビメ(玉依姫、玉依毘売)」と子を設けました(実の叔母と子を成したわけです)。こうして生まれた四人の子の末子が、初代天皇(神武天皇)となるカムヤマトイハレビコです。
  2. カムヤマトイハレビコを産んだタマヨリビメは、女系集団を率いて玉之浦(現在の長生郡一宮町の釣ヶ崎(つりがさき))から房総半島に上陸します。のちにここに「釣ヶ崎の鳥居」が屹立されます。
  3. 陸に上がったタマヨリビメは、近くの山の上の池で身体を洗います。ここに「神洗神社(かみあらいじんじゃ)」が建立されます。
  4. 「神洗神社」を元宮として、現在の長生郡一宮町一宮に「玉前神社(たまさきじんじゃ)」が建立されます。ここを中心に、タマヨリビメは一帯の開拓を行い、東国鎮護の拠点とします。

釣ヶ崎神社の鳥居、神洗神社、玉前神社をひとセットとして捉えるのが良さそうです。

タマヨリビメが最初に上陸した、九十九里浜の南端である釣ヶ崎の海岸には、白い石造りの大きな鳥居が屹立(きつりつ)し、房総最古の浜降り神事が行われています(大同2年(807年)創始、千葉県無形民俗文化財)。サーフィンの聖地としても知られ、各種の大会が開かれるほか、東京2020オリンピックの競技会場にも選ばれました。

海側から

陸側から

玉依姫(タマヨリビメ)と女系集団の上陸ルート(?)


JR「東浪見(とらみ)」駅から釣ヶ崎海岸経由の徒歩ルート

詳細情報

社号釣ヶ崎の鳥居
ご祭神
境内社
由緒・歴史
神紋
本殿の向き
住所長生郡一宮町東浪見
その他一宮町観光協会ホームページ
https://ichinomiya.org/spot/%E9%87%A3%E3%83%B6%E5%B4%8E%E6%B5%B7%E5%B2%B8/
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