神洗神社(かみあらいじんじゃ)(玉前神社元宮)│長生郡一宮町

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長生郡一宮町綱田(つなだ)の神洗神社(かみあらいじんじゃ)

はじめに
~釣ヶ崎の鳥居、神洗神社、玉前神社について~
  1. 「アマテラスオオミカミ」の血をひく「ウガヤフキアヘズ」は、母方の叔母であり、養母でもある「タマヨリビメ(玉依姫、玉依毘売)」と子を設けました(実の叔母と子を成したわけです)。こうして生まれた四人の子の末子が、初代天皇(神武天皇)となるカムヤマトイハレビコです。
  2. カムヤマトイハレビコを産んだタマヨリビメは、女系集団を率いて玉之浦(現在の長生郡一宮町の釣ヶ崎(つりがさき))から房総半島に上陸します。のちにここに「釣ヶ崎の鳥居」が屹立されます。
  3. 陸に上がったタマヨリビメは、近くの山の上の池で身体を洗います。ここに「神洗神社(かみあらいじんじゃ)」が建立されます。
  4. 「神洗神社」を元宮として、現在の長生郡一宮町一宮に「玉前神社(たまさきじんじゃ)」が建立されます。ここを中心に、タマヨリビメは一帯の開拓を行い、東国鎮護の拠点とします。

釣ヶ崎神社の鳥居、神洗神社、玉前神社をひとセットとして捉えるのが良さそうです。

神洗神社は、釣ヶ崎の鳥居から内陸へ1km程度の山の上に鎮座しています。敷地内には、タマヨリビメが身体を洗ったとされる神洗池があります。

インターネット上で見られる写真では、鳥居は3つ屹立していますが、老朽化により2つが壊され、2023年8月現在は石造りの白い鳥居が1つ屹立しています。

社殿


鳥居


摂社、末社


その他

釣ヶ崎の鳥居からの参拝順路

詳細情報

社号神洗神社(玉前神社元宮、末社)
ご祭神
境内社
由緒・歴史
神紋
本殿の向き
住所長生郡一宮町綱田
その他
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