鴨川市太尾の瀧口神社の概要


瀧口神社は、天日鷲命(あめのひわしのみこと)他十一柱を祭神とする、鴨川市太尾に鎮座する神社です。
当社は、平安時代後期の1090年(寛治四年)、南房総市白浜町滝口の下立松原神社を当地に勧請し「滝口大明神」として創建されました。神社合祀政策により、太尾の若宮神社や大平の八雲神社等を合祀、祭神は天日鷲命を含め十二柱となりました。明治期から終戦期まで指定村社に列格していました。
ちなみに、当社の東北東4kmに鎮座する庤神社(もうけじんじゃ。別称 瀧口庤神社)も下立松原神社の勧請です(『安房志』)。
創建・由緒

滝口神社の由緒
太尾字久保に所在、旧村社、当社の縁起によれば平安時代後期の寛治四年(1090)に天日鷲命を祭神とする安房郡滝口村(現白浜町)の下立松原神社を太尾の地に勧請して滝口大明神を創建したという。
明治四十四年(1911)の神社合祀政策によって太尾字若宮神社や大平の八雲神社を合祀したので祭神は天日鷲命など十二柱を数える。アメノヒワシとアメノフトダマは岩戸神話に登場する神である。房総の開拓神話は、天富命が天日鷲命の子孫である由布津主命の率いる阿波(現徳島県)の忌部を従えてこの地に来て房総開拓を始めた時、祖神の天太玉命を祀ったのが安房神社であると伝えている。
瀧口神社 旧指定村社
祭神
天日鷲命(あめのひわしのみこと)他一一柱
由緒沿革
堀河天皇寛治四年三月鈴木玄蕃忌部義茂の勧請。明治六年より村社となる。明治四四年、太尾の無格社若宮神社と大平の無格社八雲神社を合祀し現在に至る。
小鷹神社
長尾村瀧口の犬澤と云える處に在り。一に下立松原神社ともいふ。(中略)寛治四年三月十五日。本州長狭郡太尾村に一社を建て。天日鷲を斎き奉り。瀧口大神と号す。三十四代義俊次男義茂を遣わして祝部とし。由布津主命射給ひたる魁鹿の角を分輿し。当社の宝とし。以て万代同統の證と為す。
写真図鑑
社殿










狛犬
立派な下顎と太い胸筋の力強い狛犬です。




鳥居
朱と黒が美しい、新しめの両部鳥居です。扁額の意匠も格好良いですね。




小祠





手水舎、社務所




その他


境内風景



参拝順路








基本情報
社号 | 瀧口神社 |
ご祭神 | 天日鷲命(あめのひわしのみこと)他十一柱 |
境内社 | |
住所 | 鴨川市太尾445 |
その他 |
参考
上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『安房志』斉藤 夏之助 著 1908年