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白井市白井の白井鳥見神社の概要


白井鳥見神社は、創建年不詳、白井市白井に鎮座する神社です。
明治期から終戦期まで村社に列格していました。
当社の石造鳥居と懸仏は、白井市指定有形文化財に登録されています。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 饒速日命(にぎはやひのみこと)
当社の沿革
当社は、創建年代や由緒が明らかではなく、近代における沿革にも不明な点が多く残されています。
とくに鳥居や本殿に関する伝承を見ると、江戸時代の当社がどのような姿であったのかは判然としません。
現在の鳥居には「正徳三年(1713)建立」と刻まれています。一方、書籍『白井町の文化誌 : のざらし紀行』には、「昔鳥居は今井・白井間県道(山田屋肉店近く)辺りに所在していたものを、いつの頃か今の所へ移築したという口伝がある」と記されています。鳥居は別の場所にあったのか、神社自体も遷ってきたのか、明らかではありません。
また、境内の鳥居と掛仏の説明書きには、「本殿は富ヶ谷地区の個人宅で氏神として祭られていたものが大正年間に現在地に移設された」とあります。しかし、その個人宅で祭られていた祭神が現在の祭神と同一であったのか、あるいは本殿の移設に際して祭神が変更されたのかについても明らかではありません。
これらの伝承を総合すると、江戸時代以前の当社の鎮座地や社殿の変遷、さらには祭神の変遷については、なお検討の余地が残されているようです。
写真図鑑
拝殿



本殿



鳥居:白井市指定有形文化財(建造物)鳥見神社の石造鳥居
当社の鳥居は、正徳三年(1713年)に建てられた安山岩製の明神鳥居で、市内では最も古く、市の指定文化財に登録されています。





柱の文字
右の柱には「天下太平正徳三癸四月吉祥日」、左の柱には「国土安全下総国印藩郡印西荘白井村」と刻まれています。


狛犬
左の狛犬



右の狛犬



境内社
浅間大菩薩



境内左の小祠郡




白井不動尊



社殿左の境内社





手水舎


境内風景

参拝順路




基本情報
| 社号 | 白井鳥見神社 |
| ご祭神 | 饒速日命(にぎはやひのみこと) |
| 住所 | 千葉県白井市白井391−7 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
鳥見神社(とりみじんじゃ) 旧村社
祭神
饒速日命(にぎはやひのみこと)
境内社
三峯神社・他五社
P32
(前略)
土地図典から見る鳥見神社にかかわる地形図的存在は、東郷三九一を基点に鳥居前四一九から根の下郷谷の隣接地鳥居前四三八まで参道様に南西方向へ大きく伸びているが、ここには公図上の道がなく総べてここへは私道となっている。
昔鳥居は今井・白井間県道(山田屋肉店近く)辺りに所在していたものを、いつの頃か今の所へ移築したという口伝がある。
ところで境内右手に一つの御手洗鉢があり、そこに明治十三年辰七月「鳥居寄進連合」所謂十三名の名と都合二十三円二十五銭寄進した事を書き留めている。
正徳の頃、白井鳥見神社は、産土様と呼ばれるとおり、まさに村の守護神でなかったろうか。

白井市指定有形文化財(建造物)鳥見神社の石造鳥居
指定年月日 昭和五十九年三月二十四日
白井市指定有形文化財(工芸品)鳥見神社の懸仏
指定年月日 平成二十四年三月二十七日
所在地白井字東郷三九一番地七、八
管理者宗教法人鳥見神社
白井地区にある鳥見神社は、由緒不詳で饒速日命を祭神とします。本殿は富ヶ谷地区の個人宅で氏神として祭られていたものが大正年間に現在地に移設されたとされています。
指定文化財の鳥居は、正徳三年(一七一三)に建てられた明神鳥居です。材質は安山岩製で、高さは地表より288cmを測ります。向って右の柱には「天下太平正徳三癸四月吉祥日」。
左の柱には「国土安全下総国印藩郡印西荘白井村」の文字と共に奉納者の芳名が刻まれています。本石造鳥居は市内では最も古く、市の歴史を考える上で重要なものです。
また、鳥見神社に伝わる指定文化財の懸仏は銅製の鋳造品で、鏡径26・5cmを測ります。鏡面中央に別錆のお一面観音立像を取り付けた中型の懸仏です。その制作技法や尊像の表現から見て室町時代前期のものと考えられます。市内に残る中世の文化財は数少なく、懸仏は市内でも二面しか確認されていません。この懸仏は市の歴史を考える上で重要な文化財です。
(原則非公開)
平成二十四年八月十日
白井市教育委員会
Webサイト
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書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『白井町の文化誌 : のざらし紀行』鈴木普二男 1979年





