四街道市吉岡の春日神社の神社の概要


春日神社は、創建年不詳、四街道市吉岡に鎮座する神社です。明治以前は春日大明神と称していました。
明治期から終戦期まで村社に列格していました。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 天兒屋根命(あめのこやねのみこと)
- 天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
- 武甕命(たけみかづちのみこと)
- 経津主命(ふつぬのみこと)
境内社
『千葉県印旛郡誌』に、次の境内社が記載されています。
- 子安神社 木花佐久比咩神を祭る由緒不詳(後略)
- 大杉神社 少彦名命を祭る由緒不詳(後略)
- 瘤神社 祭神由緒共に不詳(後略)
- 三峯神社 伊邪那美命を祭る由緒不詳(後略)
- 瘤神社(こぶじんじゃ?)はほとんど聞かない名前です。
印旛郡酒々井町の七社神社の境内にも鎮座していたようです。
神域の長い参詣路
『千葉県印旛郡誌』に次のように記される素晴らしい神域です。
「老松枝を交へ実に幽邃(ゆうすい)の地なり」
「霊験著(あらわ)るるの故を以て礼拝する者踵(きびす)を絶たず」
- 【邃】スイ。ふか-い。おくぶか-い。とお-い。
一之鳥居から社殿まで、森の静寂に包まれた参詣路が130mほど続きます。
明るすぎず暗すぎず、かといって陰鬱な感じのしない、大変居心地の良い路です。


狛犬
当社の狛犬は、大変凛々しく美しい姿をしています。当サイトの各所でも使わせていただいています。

明治三十年の制作。和と洋のデザインが、バランス良く混ざっていて格好良いですね!




吉岡の大六天神社を管轄?
『千葉県印旛郡誌』に、「大六天と称す管轄廳(庁)まで二里五町三十五間」と記載されています。
これは、当社から北へ直線1mほど、同吉岡地区にある大六天神社のことでしょうか? 大六天神社は、由緒などが判然としない社です。
創建・由緒
春日神社 旧村社
祭神
天兒屋根命(あめのこやねのみこと)天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)武甕命(たけみかづちのみこと)経津主命(ふつぬのみこと)
由緒沿革
創祀年代等明らかでない。明治以前は春日大明神と称号した。
村社春日神社
吉岡区字住寺にあり天津児屋根命を祭る(中略)老松枝を交へ實に幽邃の地なり(中略)霊験著はるるの故を以て禮拜する者踵を絶たず俗に大六天と称す管轄廳まで二里五町三十五間境内神社四社あり即
一、子安神社 木花佐久比咩神を祭る由緒不詳(後略)
二、大杉神社 少彦名命を祭る由緒不詳(後略)
三、瘤神社 祭神由緒共に不詳(後略)
四、三峯神社 伊邪那美命を祭る由緒不詳(後略)
写真図鑑
拝殿






本殿














中に社殿が見えますが、背の高い建物なので中を見ることはできません






鳥居
一之鳥居








二之鳥居








狛犬
右の狛犬








左の狛犬










境内社
小祠には、光代姓尊、稲荷大明神、鹿嶋大神宮、天照皇大神宮、松尾大明神、国戻立尊と書かれています。




石祠


境内風景




参拝順路




























詳細情報
社号 | 春日神社 |
ご祭神 | 天兒屋根命(あめのこやねのみこと)、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、武甕命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬのみこと) |
境内社 | |
由緒・歴史 | |
神紋 | 巴紋 |
本殿の向き | |
住所 | 四街道市吉岡790 |
その他 |