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佐倉市の城麻賀多神社(じょうまかたじんじゃ)

JR「佐倉」駅南側の広大な台地は、住宅や工業用地の新規建設により、自然が分断化、減少している地域です。城麻賀多神社は、同駅南南東、宅地化の進む城(じょう)地域に残された貴重な林の中に鎮座しています。

広い境内の中、全体を朱色に塗られた鮮やかな拝殿が目を惹きます。参拝してわかるのですが、拝殿、本殿ともにサイズが大きく、立派な建築をしています。

秋の祭礼では、本社の御神体を御神輿に納め、各地域を渡御(とぎょ)し、翌日町田南公園で奉納相撲を行うそうです(佐倉市市民文化資産「城麻賀多神社の神輿の巡幸及び奉納相撲と相撲地跡」)。この祭礼は江戸時代から行われており、御神輿は寛文13年(1673年)製作のもので、元は鏑木町の佐倉藩鎮守 麻賀多神社にあったものだそうです。境内の石碑には、明治の中頃までは東京の大相撲を招いて実施されていたと記載されています。

近くにバス停があり、急な段差もなく、トイレも設置されているため、安心して参拝できる神社です。

参拝順路

詳細情報

社号城麻賀多神社
ご祭神
境内社
由緒・歴史
神紋
本殿の向き
住所佐倉市城777-5
その他
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