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千葉市若葉区大草町の八幡神社(はちまんじんじゃ)の概要


八幡神社(はちまんじんじゃ)は、創建年不詳、千葉市若葉区大草町に鎮座する神社です。
明治期から終戦期まで村社に列格していました。
境内の石碑に「文政三年四月」とあるため、1820年時点に鎮座していたことが予想されます。
祭神として、名鳴雉(ななききじ、なきめ)を祀るかなり珍しい神社です。
若葉区は菅原道真を祀る社が多く、当社でも祀られています。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 譽田別命(ほんだわけのみこと)
- 名鳴雉(ななききじ)
- 菅原道真公(すがわらみちざねこう)
1910年(明治四三年)、雉子宮神社・天神社が本社に合祀されました。後半の二柱はその祭神でしょうか。
名鳴雉(ななききじ、なきめ)は、天若日子を諫めるために天から遣わされた神の使いです。天若日子は名鳴雉を射殺(いころ)し、結果自らの破滅を導きます。
写真図鑑
社殿




鳥居



参拝順路




詳細情報
社号 | 八幡神社 |
ご祭神 | 譽田別命(ほんだわけのみこと)、名鳴雉(ななききじ)、菅原道真公(すがわらみちざねこう) |
境内社 | |
由緒・歴史 | |
神紋 | |
住所 | 千葉市若葉区大草町506 |
その他 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
『千葉県神社名鑑』抜粋
八幡神社(はちまんじんじゃ) 旧村社
祭神
譽田別命(ほんだわけのみこと)名鳴雉(ななききじ)菅原道真公(すがわらみちざねこう)
由緒沿革
創立の年代は不詳だが、境内に「文政三年四月」「文政四年十二月」と銘した碑石があり、今より一六〇有余年前に鎮座していたことが明らかである。明治四三年四月二八日雉子宮神社・天神社を本社に合祀した。
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年