佐倉市小篠塚の浅間神社の概要


浅間神社は、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)を祭神とする、佐倉市小篠塚に鎮座する神社です。
創建年は不詳ですが、1810年(文化七年)奉納の手水があるため、それ以前の創立と考えられます。
小篠塚集落の鎮守であった麻賀多神社が昭和36年に焼失、その後は当社が本集落の鎮守となりました。
創建・由緒
小篠塚区
神社
小篠塚区のもと鎮守は大篠塚区と同じ麻賀多神社であったが、昭和三十六年の火災で神社が焼失したため、それを機会に小篠塚区は浅間神社をもって鎮守とした。
浅間神社(無格社)
字田端にあり、祭神は木花開耶姫。境内に文化七年(一八一〇)に奉納された(中略)御手洗があり、(中略)
境内には別図に示すように、他の字から遷座した次の神社があり、(中略)記念碑で最も古い碑は寛政六年(一七九四)に立てられてもので(中略)。この外、稲荷神社の石祠が数基あるがこれは屋敷神であったものを一ヶ所にまとめたものであろう。
浅間神社内配置図
北野神社
もと字田端にあり、祭神は菅原道真
日枝神社
もと字宮原にあり、祭神は大己貴命。
八幡神社(石祠)
旧跡は不明であるが屋敷神と思われる。
道祖神社(石祠)
もと字宮原にあり、明和七年(一七七〇)に立てられたもので次の銘刻がある。<明和七年寅十一月吉日>。
第4節 根郷地区について
浅間神社
北野神社・鷲神社…もと小篠塚字田端に所在(祭神は菅原道真)
日枝神社・三峰神社…もと小篠塚字宮原に所在(祭神は大己貴命)
八幡神社…元々は屋敷神か
道祖神社…もと小篠塚字宮原に所在。昭和の銘あり。
祭神
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
写真図鑑
社殿






境内社、石碑、小祠等


記念碑、八幡神社(石祠)
月山信仰の記念碑と八幡神社と思われる石祠です。『昔日佐倉拾遺録 上巻』に、八幡神社は「元々は屋敷神か」とあります。

一番右の小祠が八幡神社(石祠)か?



三峰神社と日枝神社
両社とも、小篠塚字宮原に所在したものが遷されたようです。
日枝神社の祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と思われます(『昔日佐倉拾遺録 上巻』)。






鷲神社(祭神:不明)と北野神社(祭神:菅原道真)
両社とも、小篠塚字田端に所在したものが遷されたようです。
北野神社の祭神は、菅原道真と思われます(『昔日佐倉拾遺録 上巻』)。
鷲神社の祭神が不明ですが、小篠塚の両端に位置する大篠塚と木野子両集落の下記鷲神社の祭神が天日鷲命であるため、こちらも日鷲命を祀っているかもしれません。
- 大篠塚字上代の鷲神社(行方不明?)
- 木野子字諏訪向の大鷲神社(廃社、木野子の諏訪神社に合祀)






石碑、小祠等


鳥居
山の上の鳥居





麓の鹿島鳥居
山の麓に小さな木像鳥居と池(?)があります。遥拝所でしょうか?
鳥居は、笠木と柱の三本は円柱、貫が四角柱、笠木の両端が斜めに切り落とされており(襷墨、たすみずみ)、鹿島神宮や香取神宮でも見られる「鹿島鳥居」と思われます。


※上記の写真は2023年4月22日のものです。2025年2月の時点では鳥居はありませんでした。復活すると良いですね!
狛犬






参拝順路






Google map を見ただけでは神社への入り口が分かりませんので、下記の地図を参考に、地元の方の迷惑にならないよう参拝してください。

詳細情報
社号 | 浅間神社 |
ご祭神 | 木花咲耶姫 |
境内社 | |
由緒・歴史 | |
神紋 | |
本殿の向き | |
住所 | 佐倉市小篠塚521 |
その他 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『根郷風土記』根郷公民館郷土史講座 編 1981年
- 『昔日佐倉拾遺録』内田 理彦 著 2016年
- 『佐倉市史 民族編』佐倉市史編さん委員会、佐倉市 編 1987年