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香取市大根の切手神社(きりてじんじゃ)の概要


切手神社(きりてじんじゃ)は、創建年不詳、香取市大根に鎮座する、香取神宮の旧摂社(もしくは末社)です。
祭神として倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祀られています。
創建・由緒
『新修 香取神宮小史』抜粋
旧摂末社
左の五社は、往昔、当宮の摂末社なること、古文書に記される。
神崎神社 (中略)
高房神社 佐原市山田にあり、建葉槌命を祀る。
切手神社 佐原市大根にあり、倉稲魂命を祀る。
東大社 (中略)
木内神社 (中略)
『佐原市史』抜粋
切手神社
倉稲魂命
『千葉県神社名鑑』抜粋
切手神社
祭神
蒼稲魂命(うがのみたまのみこと)
由緒沿革
由緒不詳だが、口碑の伝えるところによれば、往昔より香取神宮と関係深く、同神の東国鎮定の最後衛として偉功を立てこの地に鎮座されたものである。社殿は北面が香取神宮に対しており、また同神宮式年大祭には今も後衛として氏子民供奉のならわしがある。
『香取郡誌』抜粋
切手神社
香西村大根字原口に在り域内四百四十八坪倉稲魂命を祀る社殿に曰く創建詳かならず大根部落の鎮守たり老樹社の四辺を繞つて葱々たり
境内石碑 抜粋

写真図鑑
社殿












鳥居



狛犬






常夜灯


境内社、小祠






境内巨木




境内風景



基本情報
社号 | 切手神社 |
ご祭神 | 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) |
境内社 | |
住所 | 香取市大根1106 |
その他 |
参考
上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『新修 香取神宮小史』香取神宮社務所 編 1995年
- 『佐原市史』佐原市 著 1966年
- 『香取郡誌』千葉県香取郡 編 1921年