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鹿嶋市神野の鷲社(わしのやしろ)の概要

鳥居と社殿

鷲社(わしのやしろ)は、創建年不詳、鹿嶋市神野に鎮座する鹿島神宮の境外末社です。鷲宮(わしのみや)や鷲神社とも呼ばれています。
祭神として、天日鷲命(あめのひわしのみこと)が祀られています。
鹿島神宮の南南西1.4kmほど、神宮 跡宮の近傍に位置しています。
近傍の跡宮にも「鷲」のエピソードあり
当社の道を挟んで斜め向かいに神宮 跡宮が鎮座しています。
こちらの掲示板に、次のような歌があります。
<原文>
かしまのや 鷲の羽かひに のりてこし 昔の跡は 絶せさりけり
後京極摂政
<当サイト筆者(理系)訳>
鹿島の神よ、かつて鷲の翼に乗って来られた、その功績や歴史は、絶えることなく続いているのだなあ。
「鹿島の神」が乗ったという「鷲」は、当社祭神 天日鷲命を意味するのでしょうか? 武甕槌神と天日鷲命がこの地を訪れたと想像すると、何だかわくわくしますね。
ちなみに、神宮の御朱印帳には、鷲が描かれているものがあります。
創建・由緒
『鹿島神宮』抜粋
境外 末社
鷲宮
祭神 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
『鹿島町史 第1巻 鹿島の歴史』抜粋
鷲神社
鎮座地 神野
御祭神 天日鷲命
境内由緒書 抜粋

末社 鷲社(わしのやしろ)
祭神 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
江戸時代には、当社神木について霊験が語られている古社であります
写真図鑑
社殿周辺の風景






社殿




境内風景


南方向を見た景色


参拝順路





基本情報
社号 | 鷲社 |
ご祭神 | 天日鷲命 |
住所 | 鹿嶋市神野1-8-8 |
その他 | ■鹿島神宮 https://kashimajingu.jp |
参考
上記のWeb サイトのほかに、下記を参考にさせていただきました。
- 『鹿島神宮』東 実 著 1968年
- 『鹿島町史 第1巻 鹿島の歴史』鹿島町広報課内鹿島町史編さん委員会 著 1972年
- 『鹿島町史 第2巻 鹿島の文化史』鹿島町広報課内鹿島町史編さん委員会 著 1974年