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館山市布良の御染弁財天の概要
御染弁財天は、詳細情報は一切不明、館山市布良の男神山の麓、駒ケ崎神社から南へ 40m ほどの道沿い場所に鎮座する小祠です。
露頭に社殿が直接埋め込まれているような外観で、近隣の布良崎神社・駒ケ崎神社同様、神様が海を正面に見つめているような配置です。
社名は「おそめべんざいてん」と読むのでしょうか? 由緒や祭神など一切が不明ですが、ネットやSNS上の情報を見るに、海女さんの安全祈願を司る社のようです。弁財天は水の神様として広く信仰されていますね。
駒ケ崎神社が漁師の、御染弁財天が海女の安全を祈願し、別々に祀られたのでしょうか。二社あわせて、大海祇神(おおわだつみ)、厳島大神(いつくしまおおかみ)、弁財天と、水を司る最強のラインナップというわけです。
どちらも忌部氏とは直接関係はないようで、かなり古くからの信仰があったのでしょうか。
写真図鑑
神社外観
男神山の麓、45度近く褶曲した砂層の露頭に社殿が埋め込まれています。赤い色が良く目立ちます。
砂岩がぼろぼろと崩れるうえ、当社の下は民家の入り口なので、参拝の際は注意してください、
社殿
中央の円の周りを、12個の円が囲っています。
千葉氏の九曜紋や天皇家の16菊花紋との関連は不明。
特に数に深い意味はないかもしれません。
近隣の駒ケ崎神社同様、布良の海を見ています。
右奥の陸地は洲崎の辺りでしょう。
奥の切通し
この先はどん詰まりです。
南房総にはよくある風景で、ここに仏像を祀っていたのでしょう。
詳細情報
社号 | 御染弁財天 |
ご祭神 | 弁財天 |
住所 | 館山市布良1147 |
その他 |