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鶴峯八幡宮│市原市中高根

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鶴峯八幡宮コンテンツ

目次

市原市中高根の鶴峯八幡宮の概要

鶴峯八幡宮は、創建年不詳、市原市中高根に鎮座する神社です。

明治期から終戦期まで村社に列格していました。

当社と同名の社が、富津市八幡143と富津市数馬280にも鎮座しているので、参拝の際は確認しましょう。

祭神

公式サイトに、次の祭神を祀ると記されています。

  • 誉田別命(ほんだわけのみこと)…應神天皇のこと 
  • 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと) …神功皇后のこと
  • 玉依姫命(たまよりひめのみこと)

『千葉県神社名鑑』に、次の祭神が記されています。

  • 譽田別命(ほんだわけのみこと)
  • 天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
  • 大己貴命(おおなむちのみこと)
  • 少彦名命(すくなひこなのみこと)
  • 巌比賣命(いわのひめのみこと)他三柱

創建の由来

後宇多帝の建治三年(1277年)、「大江朝臣妙彌」により、本宮である九州大分県宇佐市の「宇佐八幡宮(宇佐神宮)」の御分霊をいただき「与宇呂宇新八幡宮」として勧請されました。読み方は、「ようろうしんはちまんぐう」でしょうか。

号を「米代山鶴峯八幡宮」と称して鎮斎されたと伝わります。

『千葉県の歴史 (県史シリーズ ; 12)』などに、鎌倉から勧請されたと記載されていますが、誤りのようです。

「大江朝臣妙彌」なる人物については詳細不明です。

第一次元寇(文永の役)直後の創建

当社が勧請された建治三年(1277年)は、文永11年(1274)の第一次元寇(文永の役)の直後で、幕府が国防を強化し、国全体が異様な緊張感に包まれた時期と言われます。

このような社会不安も背景に、当地に八幡様が勧請されたのかもしれません。

日蓮聖人は?

この時期に房総周辺で活躍した人物として、「立正安国論」(1260年)を唱えた「日蓮聖人」がいます。

房総と鎌倉を行き来していた聖人が、当社の創建に何かしら寄与した可能性があるのではと調べたのですが、聖人は1274年より山梨県の身延(みのぶ)の久遠寺に拠点を置き、特に関係性は見出せませんでした。

関東三鶴

相州の「鶴岡八幡宮」、房州の「鶴谷八幡宮」、当社・上総国の「鶴峯八幡宮」の三社を合わせて、関東三鶴と称すそうです。

Web上では、別の「鶴峯八幡宮」を入れて関東三鶴とする場合も見受けられます。文献を調べる限り、三鶴に数えられる「鶴峯神社」は当社のことと考えられますが、とりあえずすべての「鶴峯八幡宮」を参拝すれば問題ないでしょう。式内社論争と一緒です。

写真図鑑

拝殿

拝殿の獅子頭

拝殿の左手には、境内末社「八坂神社」の獅子頭が飾られています。立派な獅子頭を間近に見ることができます。

本殿

残念ながら、本殿は令和元年の台風により被災し、現在は更地になっています。本殿再建は令和十七年頃とのことです。

鳥居

手水舎、清龍神社

手水舎と「清龍神社」の社殿が繋がっています。裏側には御神水のお水取りがあります。

狛犬

神楽殿、社務所、

鶴峯八幡宮十二座神楽は千葉県指定無形民俗文化財に指定されています。

風鈴

神橋

真石

奉安殿

由緒書、説明書き

参拝順路

基本情報

参考

下記を参考にさせていただきました。

抜粋

『千葉県神社名鑑』抜粋

八幡神社(通称 八幡様) 旧村社

祭神
譽田別命(ほんだわけのみこと)天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)大己貴命(おおなむちのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)比賣命(いわのひめのみこと)他三柱

由緒沿革
後宇多帝の建治三年三月吉日、上総国与宇呂宇新八幡宮を勧請し創建、米代山鶴峰八幡宮と称す。春秋二季の大祭、正五九および五節句等漏るる事なく祭祀を執り行ない、日光寺を別当寺として奉仕した。諸藩主の崇敬特に厚く祈願所となり、久世大和守ら三代にわたり、普請の度毎に多大の金銀は勿論諸々の寄進があり、慶応四年まで代参を遣わされた。また地頭等の尊崇も厚く明治維新まで三代の間続いた。

境内由緒書 抜粋

関東三鶴之一社
上総国米代山
鶴峯八幡宮

御祭神
譽田別命、息長姫命、玉依姫命

当社は後宇多帝建治三年(一、二七七年)本宮九州宇佐八幡宮の御分霊を戴き、国土安鎮・殖産興業・道開き・悪鬼退惨と郷土発展の為、大江朝臣妙彌が与宇呂宇新八幡宮として勧請、号を米代山鶴峯八幡宮と称して鎮斎されたのが始まりと伝えられております。
以来、近郷近在の氏人の崇敬篤く、特に相州鶴岡八幡宮・房州鶴谷八幡宮、当社を関東三鶴と称し、その一社として信仰を集めてまいりました。

(後略)

Webサイト

書籍

  • 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年

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