目次

富里市の新橋麻賀多神社

富里市の新橋麻賀多神社は、麻賀多十八社に数えられる神社で、「割拝殿」を有したり、「正一位」を与えらるなど、かなり特別な存在であったことが伺える神社です。

富里市の西、酒々井町との市境付近の、高崎川沿いに続くのどかな谷戸の一つに鎮座しています。

変わった構造の神社で、神社が二階層になっています。

地上の鳥居をくぐり最初の階段を登ると、中央に通路を内包した門のような横長の建物、割拝殿(わりはいでん)が現れます。小~中規模の神社で割拝殿を有するケースはかなり稀かと思われます。千葉市周辺の市町村では、見たことがありません。

それをくぐり2つ目の階段を登ると現れるのが本殿(拝殿)です。本殿は、大きな建物の中に大事に囲われており、格子の隙間から見ることができます。

鳥居の扁額には「正一位麻賀多大明神」とあります。「正一位」は神社に与えられる最高の社格です(稲荷神社の場合は、すべての神社に与えられています)。

正一位を与えられ、割拝殿があり、現在は本殿が隠されているなど、かなり特別な存在の神社なのかもしれません。

参拝順路

詳細情報

社号新橋麻賀多神社
ご祭神
境内社
由緒・歴史
家紋
本殿の向き
住所富里市新橋818
その他
目次