佐倉市大篠塚の大篠塚麻賀多神社の概要


大篠塚麻賀多神社は、1492年(明応元年)創建と伝わる、佐倉市大篠塚に鎮座する神社です。
明治期から終戦期まで旧村社に列格していました。
祭神
祭神として次の神様が祀られています。
- 稚産霊命(わかむすびのみこと)
時間の止まった聖域
JR「佐倉」駅南の丘陵地帯は、宅地や工場の新設のためにどんどん自然が失われているようです。一方、この大地を東西に横断する東関東自動車道を境に、南側はまだまだ豊かな自然が残されています。このエリアの一番西は、「大篠塚」という地域で、鬱蒼とした森の中に、麻賀多十八社に数えられる「大篠塚麻賀多神社」が鎮座しています。


鹿島川沿いの田んぼ脇の道路を進み、大篠塚の小山の麓に来ると、階段の上に白い鳥居が現れます。この奥はもはや異界、進むごとに現世と離れ、期待と不安が入り混じる中、足を止めずに進み続けると、突然景色がばっと開けます。鬱蒼とした樹々に囲まれ、樹々のこすれる音があちらこちらでこだまする、不自然に広い空間はまさに聖域。これが大篠塚麻賀多神社の境内です。
社殿を見ると、「こんな森の中によく建てたな…」と感心させられます。朱色の柱の目立つ本殿は、大変素晴らしい外観をしています。
森の中にも関わらず社殿の周りは落ち葉がないため、定期的に管理されていることが伺えます。人里離れた凛とした聖域の中での参拝を希望する方には是非お勧めの神社です。
参拝の際の注意
・日中の日の明るいうちに複数人での参拝を推奨
・境内の左奥の道は民家に繋がっているため迷惑をかけないように
・東関東自動車道側からの無理な参拝は控えること
写真図鑑
拝殿







本殿








鳥居


境内社
名称不明の社


名称不明の社




名称不明の社



鳥居手前のお稲荷さん


石碑等



境内風景


参拝順路
階段の上の鳥居をくぐった後、ひと気のまったくない山道を、そこそこの距離歩きます。明るい時間帯に複数人で参拝するのが良いでしょう。
神社入口
Google map にも掲載されている佐倉名物「仮面ライダーV3等身大の人形」からの参拝順路を示します。
東関東自動車道側からの参拝は、ご民家の横を経由するので控えましょう。








行き











帰り








基本情報
| 社号 | 大篠塚麻賀多神社 |
| ご祭神 | 稚産霊命(わかむすびのみこと) |
| 境内社 | |
| 由緒・歴史 | |
| 神紋 | |
| 本殿の向き | |
| 住所 | 佐倉市大篠塚1106 |
| その他 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
麻賀多神社 旧村社
祭神
稚産霊命(わかむすびのみこと)
由緒沿革
社殿によれば、明応元年九月一0日の創立。

Webサイト
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『千葉県印旛郡誌』印旛郡 編 1913年
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