香取神宮コンテンツ
例祭・勅祭・式年大祭(4月14日)
例祭(毎年4月14日)
「例祭」とは、その神社にとって一年で最も重要な祭祀のことで、「香取神宮」では毎年4月14日に行われます。
勅祭(6年に一度の例祭)
6年に一度、午年(うまどし)と子年(ねどし)の「例祭」は、天皇の使いである「勅使(ちょくし)」が参向する「勅祭(ちょくさい)」(勅使祭)として執り行われます。
勅使は、天皇からの勅旨(ちょくし。命令書)と幣帛(へいはく。お供え物)を届ける使者のことで、全国でも伊勢神宮や出雲大社を含む16社にのみ遣わされます。
- 2026年(午年)式年大祭として斎行
- 2032年(子年)次回
式年大祭(12年に一度の例祭)
12年に一度、午年(うまどし)の「例祭」は、さらに盛大な「式年大祭」として執り行われます。
- 2026年(午年)斎行
- 2038年(午年)次回

2026年斎行の「式年大祭」は、8時45分~12時の間、一般参拝客は楼門内に入れず、楼門前での参拝となりました。VIPも参拝されたそうです。
神幸祭・式年神幸祭(毎年4月15日(・16日))
神幸祭
「神幸祭(しんこうさい、じんこうさい)」は、「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」の東国平定の故事に由来し、御神輿(おみこし)渡御(とぎょ)により神威を示す祭礼で、毎年4月15日に斎行されます。
拝殿前を出発した御神輿は、朱鳥居を通って表参道商店街を進んだあと、旧参道から拝殿に帰還します。




拝殿前 → 朱鳥居 → 表参道商店街 → 旧参道 → 拝殿
式年神幸祭(12年に一度の神幸祭)
12年に一度、午年(うまどし)の4月15・16日に斎行される「神幸祭」は、平安装束や甲冑をまとった数千人規模の供奉(ぐぶ。お伴のこと)行列が同行する、大変盛大な「式年神幸祭」として執り行われます。
1日目(4月15日)
御神輿渡御は、拝殿前を出発し、神宮神域を出ると、利根川沿いの津宮浜鳥居で御座船に上船、上流で待っていた「鹿島神宮」の御座船とともに御迎祭を行い、佐原河川敷から上陸、佐原駅近隣で御神輿が安置されます。


奥:香取神宮の御座船
鹿島神宮御迎祭の様子


小御門神社御迎祭の様子
拝殿前 → 朱鳥居 → 表参道商店街 → 津宮御駐輦所(浜鳥居) → 御座船に乗船 → 牛ヶ鼻まで水上渡御 → 「香取神宮」「鹿島神宮」二隻の御座船で御迎祭 → 佐原河川敷に上陸 → 佐原駅近隣の御旅所(佐原信用金庫駐車場)
2日目(4月16日)
佐原駅周辺を渡御したあと、諏訪神社、八坂神社を通りながら帰還します。




御旅所 → 新宿諏訪神社御駐輦所 → 本宿八坂神社御駐輦所 → 篠原八坂神社御駐輦所 → 表参道商店街 → 朱鳥居 → 拝殿



当サイト筆者は1日目(4月15日)だけ見学させていただきました。次に当日の写真・動画を掲載していきます。
写真図鑑(2026年4月15日の式年神幸祭)
香取駅の様子
普段は閑散とした香取駅ですが、この日ばかりは人でごった返し、最後尾が改札を出るまでに10分を要しました。




香取神宮 → 津宮鳥居河岸








(『香取神宮神幸祭絵巻(権検非違使家本)』)




県指定無形民俗文化財に登録。
同じメロディーを繰り返しているため、その日は寝るまで頭から離れなくなった。


背中に「火産霊軻遇突智神(ほむすびかぐつち)」とある。
「軻遇突智神」を祀る「返田神社(かやだじんじゃ)」の氏子の方々だろう。
同社は「香取神宮」第一摂社の一つ。






津宮浜鳥居
利根川沿いの津宮鳥居河岸(つのみやとりいがし)に到着した御神輿が御旅所(おたびしょ)に安置されると、津宮駐輦祭(つのみやちゅうれんさい)、津宮鳥居河岸御旅所祭(つのみやとりいがしおたびしょさい)が斎行されます。


内部に御神輿が安置されている










普段は閑散とした津宮に数百人(?)もの見物客が集まるのは圧巻でした。次にこの光景が見られるのは、12年後。




左に一之鳥居の笠木が見える
津宮には、船首に鷁首(げきしゅ)が付けられた御座船が停泊しています。
鷁(げき)とは想像上の鳥の名前で、平安時代の祭礼では鷁首と竜頭を付けた二隻の船が用いられました。2026年9月2日の鹿島神宮 式年大祭御船祭の御座船は、竜頭で飾り付けられます(香取神宮 式年神幸祭では付けられていません)。








牛ヶ鼻
「香取神宮」の御座船が上流(写真左方)の牛ヶ鼻へ近づくと、川上から鹿島神宮の御座船が現れこれを迎えます。
距離があり船上の様子はわかりませんでしたが、神社で流れる雅楽が響いていたので、鹿島神宮御迎祭が斎行されていたのだと思います。










奥:香取神宮の御座船
鹿島神宮御迎祭の様子
佐原河川敷
御座舟が佐原河川敷に着くと、御神輿が上陸し、小御門神社御迎祭が斎行されます。














小御門神社御迎祭斎行後も、甲冑をまとった武人が続々と上陸してきました。
この後は、順番に佐原駅の市街地へ向かいます。










こちらは織幡の御旗


歴史が残っていることに感動


(参考:「香取の海 : その歴史と文化 平成5年度特別展図録」)














佐原河川敷 → 御旅所
















基本情報
| 社号 | 香取神宮 |
| ご祭神 | 経津主大神(ふつぬしのおおかみ) 又の御名 伊波比主命(いはひぬしのみこと) |
| 住所 | 香取市香取1697 |
参考
下記を参考にさせていただきました。
抜粋
─
Webサイト
- 香取神宮 公式HP 式年大祭・神幸祭
https://katori-jingu.or.jp/shikinen/ - 香取神宮 公式HP 4月15・16日「式年神幸祭」巡行路および日程について
https://katori-jingu.or.jp/2026/04/07/4%e6%9c%8815%e3%83%bb16%e6%97%a5%e3%80%8c%e5%bc%8f%e5%b9%b4%e7%a5%9e%e5%b9%b8%e7%a5%ad%e3%80%8d%e5%b7%a1%e8%a1%8c%e8%b7%af%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%b3%e6%97%a5%e7%a8%8b%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84/ - 香取市HP「香取神宮の遷宮・神幸祭と八龍神」香取市文化財保護審議会 会長 木村 修
https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/bunkazai/bunkazaikouenkai/R2-2kouenkai.files/2-3.pdf - 香取市HP「香取神宮信仰と式年神幸祭に見る歴史的風致」
https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/bunkazai/fuuchi_keikaku/310326.files/Katori-rekimachi-2-2-4.pdf - 千葉県立中央博物館 トピックス展「式年神幸祭記念 香取神宮展」
https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/exhibition/events/katorijingu2026/
書籍
- 『千葉県神社名鑑』千葉県神社名鑑刊行委員会 編 1987年
- 『新修 香取神宮小史』香取神宮社務所 編 1995年
- 『香取の海 : その歴史と文化 平成5年度特別展図録』千葉県立中央博物館 編 1993年
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